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<なぜ広東語なのか?>
 ここでは香港留学の魅力について考えてみようと思います。
 広東語は香港、広東省で主に使われている中国の1つの方言です。語学としてはあまりメジャーな言語ではありません。しかしなぜ香港留学なのか、その魅力の一部を紹介します。
<1.日本人にとっては比較的勉強しやすい言葉>
 広東語は発音、声調などが非常に難しいですが始めの数ヶ月しっかり練習し自分のものにさえできれば語彙力を増やすのは日本人にとっては比較的易しいです。例えば語言(yu yan)〔言語〕という言葉と方法(fang fa)〔方法〕という2つの単語を知れば次に法語(fa yu)〔フランス語〕という単語や方言(fang yan)〔方言〕という単語を習っても漢字の組み換えゲームみたいな感じで漢字の読み方さえ覚えれば簡単に単語数を増やすことができます。また上の「方法」や「方言」のように日本語と全く同じものもたくさんあるので日本人にとっては非常に取り組みやすい言語だと思います。また日本人が外国語を勉強するときに苦しむ巻き舌の発音が広東語にはないため普通話より取り掛かりやすいです。
 英語を勉強する時ヨーロッパ諸国の人がラテン語系というつながりから英語を比較的簡単に習得できTOEFLなどの平均点が高くなる現象を羨ましいと思ったことはありませんか?広東語では漢字つながりで日本人がほかの国の人から羨ましがられているということを知っていますか?

<2.チャイナタウンで便利な言葉>
 横浜、三ノ宮、アメリカ、カナダなど日本人がよく行くチャイナタウンがありますが多くの人が広東省から移民した人たちなので広東語を使っている人が非常に多いです。そこに言って広東語が話せると非常に親近感を持たれよくしてもらえます。世界のチャイナタウンめぐりをするには広東語は非常に便利な言葉です。

<3.帰国後の恩恵>
 
香港留学中は思いもしなかった恩恵を日本で受けることができます。それは広東語ができるということで香港人のみならず台湾人、(中国)大陸人とも身近に感じてもらい簡単に親しい友達になることができることです。さらに2、3代目の華僑の日本、アメリカ人などとも中国の文化を通してお互いの共通点が生まれすごく親しくなることができます。香港留学を通して身につけた広東語、香港文化がこんなに自分の国際的な結びつきのきっかけになるのです。これがまさに中国人の人口の多さを物語っていると感じるところです。
 

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